【第68回福島県書ぞめ展】課題が発表になりました。
小学校に入ると始まる冬の課題。
こんなことをお伝えします。
- 書ぞめ展とは
- 申込はどこでするの
- 書きぞめセットって何
- どこで書くの
- 効果的な練習法は
- 注意点
- 結果と賞
【福島県書きぞめ展の基本情報】
申込 | お子様の学校※個人や書道教室では申し込めない |
申込に必要な物 | 「書ぞめセット」を学校で購入 |
どこで書くのか | 「家」で、または「学校」の授業で |
いつ書くのか | 冬休み中に書くことが多い。11月~練習は始められる |
使用する用紙 | 規定用紙(書きぞめセットに入っている用紙) |
提出先 | お子様の学校 |
提出日 | お子様の学校が指定する〆切日(冬休み明けが多い) |
課題 | 記事のトップ画面に2023年度の課題あり(2024年1月提出予定の課題) |
【福島県書ぞめ展】とは
福島県内の小・中・高・特別支援教育学校に通う児童を対象に開催される、『福島民報社主催』の書ぞめ展です。
学校単位で提出するため、学校で参加希望者を募って参加することがほとんどです。
中には、授業中に清書して全員参加の学校もあります。
→概要赤線①
参加の場合は、学校からのお知らせを見逃さないように気を付けましょう。
11月か12月に、お知らせが来ることが多いです。
お知らせがこない!と言う場合これまでの経験上、次のことが多いです。
ぜひ確認してみてくださいね。
- 学校の授業中に全員参加で行っている
- お子様がプリントを渡しそびれている
〈福島県書初め展開催概要〉
(引用元:一般財団法人福島県教育会館 http://www.kyouikukaikan.jp/kakizome/kakizome.html)
書ぞめセットの購入で申し込む
お子様が通っている学校からのプリントで「参加申し込み」をします。
申込には書ぞめセットの購入が必須です。
書きぞめセットの内容は『規定用紙+課題手本』、下記に学年ごとのセット内容を表にしています。
→規定用紙画像はこちら
書きぞめセットの内容と金額
小学校1年・2年では、『硬筆』『毛筆』の二種類を申し込むことも可能です。
どちらか一方でも申し込みは行えますが、学校にもよるので先生に確認してみましょう。
審査団体への提出は学校側でまとめて行うため、個人での申し込みや提出はできません。
→概要赤線③
概要にある締め切りは、学校の先生が審査団体に提出する際の締め切りなので、学校への提出は概要の日付けよりも前になります。
書きぞめの用紙は追加購入もできる
余っても次の年に同じ用紙を使えるので、大事に保管しておきましょう。
福島県書きぞめセットの規定用紙画像
書きぞめセットに含まれる規定用紙です。
追加購入の際も下記を追加購入することになります。
ここ数年は、毎年この用紙です。
硬筆用フェルトペンと買い替え時期
小学校1・2年生を対象にした「硬筆」では、フェルトペンを使用します。
『メーカーや太さは問わない』とあります。
学校で推奨書写用品を申し込んだ際は下記の筆記具が届きます。
使い込むうちに、ペン先がつぶれて書きずらくなることがあります。
教室の生徒さんも、練習用と清書用と2本用意されてる方もいました。
お子様の書く様子を見ながら、書き味はどうか確認してあげるといいかと思います。
書ぞめはどこで書くの?
冬休み中に『家で書く』が基本になります。
学校でも練習時間を設けている場合もありますが「家で清書→冬休み明けに提出」がほとんどです。
「え~家で~!…」と嘆かれる保護者の方も多く
- 冬休みが短い
- イベントが多く暇がない
- ちょっとした口論になる
- 小さい兄弟姉妹がいて家で「墨」は無理
このような理由ではないでしょうか?
福島大町教室では、学習者の皆様に希望を伺い書ぞめ展の練習から清書まで行っています。
課題と共に重要な『名前』の練習も行います。
希望の学習者様には『書ぞめ練習の案内』をお渡ししますので、よろしければご利用ください。
効率的な練習方法
家で練習する際に、どのような練習が効果的かご紹介します。
福島県書ぞめ展の手本をまねる
【福島県書ぞめ展】の手本に忠実な方が評価されやすと感じます。
学校からもらう手本が小さいことが多いので、大きめに書くと堂々とした仕上がりになります。
過去の入賞作品を研究する
Webを使って過去に入賞した作品を探せます。
年度は違っても、入賞作品はどれも魅力的です。
書いた人の魂がこもっている感じがします。
ぜひ、参考にしてみてください。
名前を整える
過去の作品を見ても『名前』が整っていることがほとんどです。
しっかりと・丁寧に「私が書きました!」と気持ちを込めて表現してみましょう。
規定用紙と同じサイズの用紙に練習する
毛筆の練習用紙は文具店などで購入できる
清書と同じサイズの練習用紙を使うと全体のバランスが良くなります。
毛筆用は規定用紙と同サイズの用紙が売られています。
20枚入りで250円(税込み)、規定用紙より安く済むので、私の教室でも使用しています。
こちらは、イオン福島店3階の文具売り場で購入しました。(2024年10月1日)
硬筆の練習用紙は販売されていない!
硬筆用の練習用紙は「販売がありません」
ご家庭でも、他の用紙に1枚規定サイズの線を引いたものを作って、それをコピーされるといいと思います。
注意点
ありがちなミスをご紹介します。
家で書いていると間違っていても気づかない場合も多く、せっかく仕上げたのに「提出できない…」なんて悲しい事にならないように見守ってあげてください。
用紙の間違え
基本的に規定用紙を使用して作品を書きます。
→概要赤線②
学校で書ぞめ展の参加を申し込むと、規定用紙が含まれたセットが届きます。
規定用紙に清書して提出します。
福島大町教室では、同様の規定用紙を個別に購入も可能です。
必要な際はご相談ください。
学年は書かない
学年を書くコンクールも多く、思わず書いてしまうことが多いです。
課題で学年は分かるので、学年の記入はしません。
(概要赤線④)
下書きはしない
毛筆も硬筆も下書きは禁止事項となっています。
どうぞお子様の頑張りを見守ってあげてください。
書ぞめ展の結果と賞
結果発表について
年明け後の2月下旬以降に各学校に速報が届く他、福島民報新聞の紙面や福島県教育会館のホームページで一部の受賞者の名前や作品が発表されます。
賞について
特別個人賞・団体賞・個人賞などが設けられています。
参加者全員に賞状も贈られます。
まとめ
- 【福島県書初め展】は福島民報社主催の書ぞめ展
- 申込は『学校』
- 学校では清書しないことがほとんど
- 書ぞめ展の手本や過去作品も研究
- 名前を整えて書けるように練習
- 練習用紙を工夫して準備
- 概要に沿った作品作りを心がける
- 結果は翌年の2月以降に発表される
今回は【福島県書ぞめ展】についてご紹介しました。
小学校に上がると福島県では、冬の課題として取り組むことも多いのですが1年に1度なので「どんな風に取り組むのか忘れてしまう」と言うお声も聞きます。
冬休みはあっという間なので、提出が迫って慌てないようにぜひ参考にして頂ければ幸いです。
福島大町教室では、まもなく書きぞめの練習を開始していきます。
早めに終わらせてしまいたい!と言う場合も一足早く教室で清書することもできますのでぜひご相談ください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。